iZMAはUAV(ドローン)を利用した、写真・レーザー測量の最先端を常に追い続けます。
UAVと測量
UAV(ドローン)を活用した測量に関して、平成28年3月に国土地理院は「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」及び「公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)」を公表しました。
また国土交通省は「i-Construction(ICT技術を活用した建設現場生産性の向上)」での調査・測量・設計分野において、3Dデータでの設計が標準化され、2020年には原則化するというロードマップが発表されて以降、UAVを活用した測量はますます促進を続けています。
弊社の販売・ドローンスクール事業の分析結果からも、多くの建設関連業者様が写真測量を目的としたUAV(ドローン)の導入を実施されています。
i-Construction 3つの取組
- 1ICT技術の全面的な活用(土工)重要
- 2規格の標準化(コンクリート工)
- 3施工時期の平準化
ドローン写真・レーザー測量サービス
1.UAV撮影
UAV写真撮影
LiDAR
(レーザースキャナー)
2.三次元点群データ作成
画像・点群補正
点群データ作成
オルソフォト作成
3.点群データ解析・活用
縦横断図
土量計算
Google連携 etc...
1.UAV(ドローン)による写真撮影・レーザースキャン(LiDAR)
株式会社iZMAでは、点群データ取得のためのUAV(ドローン)での高解像度写真の撮影、LiDAR(レーザースキャナー)による点群データの取得を行っております。
また、クライアント様のニーズに合わせた精度で納入できる様、日々測定・検証を繰り返しています。
現在、弊社所有のLiDAR(レーザースキャナー)はRIEGL社製を搭載し、最大レンジ250m、計測高度10~100m、精度10mm、毎秒10万ショットの精度で点群データを取得します。
LiDARにより取得されたデータは、解析により樹木は勿論、構造物・自動車など人工構造物などを取り除き、「地表面データ」として生成されます。
また、写真測量でも、高性能GPSを搭載したドローンと高画質カメラ(2000万画素以上)を利用し、より精度の高い点群データを得られる様、地上測量・レーザー測量との比較検証を繰り返し、撮影方法等を確立しています。
クライアント様の予算や品質に応じた撮影方法を行うことで、より費用対効果の高いサービスを選択できます。
2.三次元点群データ・オルソフォトの作成
撮影した写真を基に、三次元点群(座標値)データの作成を行います。
撮影された写真情報を基に、三角測量の原理で対象の点群データを作成していきます。求められる精度に応じて、飛行計画から標定点の設置・撮影とSfM処理を実施します。
この写真測量は成果物として三次元点群データの他に、オルソフォト、数値表層モデル(DSM)、数値地形モデル(DTM)、3Dオブジェクト等様々な媒体での納品が可能です。
i-Constructionでの3Dモデル活用には欠かせない技術となっています。
3Dモデリングのサンプルムービー
3.三次元点群データ解析と活用
写真やレーザースキャナーで取得した三次元点群(座標値)データを基に、様々なシミュレーションや計算を行います。
国土地理院提供の基盤地図情報と連携し、TINモデルとオルソフォトを重ねることで精密な3次元写真を作成したり、様々な形式の3次元ファイルの書き出しを簡単に行うことができます。
土砂災害などの自然災害発生後に迅速な状況確認のための資料の作成や、土砂量の計算等、復旧工事までのスピードを向上させることが可能です。
点群データ解析ソフト等は、「地形変化量解析」「等高線」「メッシュ分布図」「3DCAD」「縦横断図」など様々なデータをビジュアライズに作成することが可能です。
解析データの可視化」により、誰がみても解かりやすく、現場担当者や住民の方々への説明資料としてもそのまま使用することができます。